製造業でのロボット活用は盛んですが、人手が従来必要とされている対人的な分野でのロボット活用を積極化できないか検討できないだろうか、と考えます。
具体的には、社会福祉施設での介護、ホテルやコンビニ、レストランでの接客業務などで活用の余地を検討したいところです。
目的は、業といったサービス業の省力化だけでなく、省力化=人員削減による労働者単位あたりの賃金アップです。
日本の経済の低迷は、消費者の購買力がふるわないためと考えます。
消費者=労働者の多くが、今は様々なサービス業で働いています。
経済のサービス化が指摘されているのは既に数十年前でしょうか。
いずれにせよ、サービス業に携わる人員を減らすことにより一人一人の賃金単価を上昇させることを考えるべきかと考えます。
具体的には、社会福祉施設、ホテル、レストランなどで発生する単純作業がロボットで置き換えるべき対象かもしれません。
①施設の清掃、②代金の支払い業務、③一部の簡単な接客業務などが置き換えの対象でしょうか。①清掃業務ですか、家庭では一部自律的に動く掃除機が既にあります。
②代金の支払い業務などは大手スーパーで一部自動化されていますし、比較的ハードルは低いかと考えます。
③の簡単な接客業務ですがファミレス、回転寿司、居酒屋などのお店ではオーダーをとる業務は自動のケースもあります。
このように、サービス業のロボット化を図ることで人を減らす=残った従業員の待遇改善を図り、購買力アップから経済の活性化につなげたいところです。
反面、サービス業で減った分の人員をどのような産業に吸収していくか、という絵図面も合わせて必要になってくるでしょう。
個人的には内需が減少傾向にありますので世界で働ける人員の育成も必要やもしれません。